まず初めに、図面を書きます。バイカーズステーションの12分の1写真をイラストレータでトレースしました。おそろしくアバウトです。
(^_^)

本当のバキュームフォームというのは凹型でやるみたいです
(^◇^;)
でも自分用に自宅でお手軽にやるには凸型でも十分です 。ということで普通に原型を作ります。

側面図のみで正面、平面の図面はありません。正面、平面の写真資料があればそれを見て削りながら、つじつまを合わせていくほうが確実なので。

ウェーブのポリウレタンとタルクを混ぜてレジンブロックを作ります。タルクを混ぜるとカッターでサクサク削れるようになります。またタミヤの光パテの食いつきも良くなります。ただよく乾燥していないタルクを使うと気泡が発生しますが、気になる程ではありません。

混合比はアバウトですが、レジンA液と同じ容積を入れると、(重さではなくて容積で)1割増しくらいのレジン容量になりました。(@_@)

レジンを流し込む容器は豆腐の空き容器とか使い捨ての適当な四角いものをリユースしました。正確な直方体でなくてもいいです。削り出すものの厚みを確保できる容器であればいいので。
言うまでもありませんが、ゴム手袋と防毒マスクは必須です。部屋の換気扇も全開で作業します。ノンキシレンタイプと言っても、有機溶剤を含んでいるので油断はできません。

A液、またはB液のどちらかに、あらかじめタルクを混ぜておくと、あせらないで済みます。タルクをいれても説明書通り、5〜10分で硬化しました。
出来上がったレジンのカタマリを鉄工用の糸ノコでカットします。タルクを混ぜているのでヤセが抑えられ、「なまし」工程が必要ありません。

そんなに腕力は要りません。サクサク切られます。バイスに適当な鉄板といっしょにくわえれば、それをガイドにして比較的容易に直角でカットできます。

適当なブロックにカットしたあと、図面をプリンタで出して、パーツごとに切りぬいてレジンに貼ります。図面よりまわりに余裕をもって、ドリルやのこぎりでおおまかに切り出します。

次にカッターや彫刻刀やリューターで整えていきます。部屋中レジンのカスだらけになります。防毒マスク必須です。
(;´_`;)

常に12分の1写真にあてがいながら、進めます。とにかく、側面図は絶対的に守ります。側面図さえ合っていれば大きくはハズレないです。ナナメから見る場合は、キービジュアルだけを意識します。キービジュアルさえ似ていればOKではないでしょうか?(←アバウト)

あとからバキュームするプラ板の厚さを計算にいれて、外寸を2mmほど小さく作りました。

当然、削りすぎや左右対称でない部分がありますので、光パテとプラ板で盛り削りをします。が、適度に見切りをつけます。

ハンズで買った、ダイセルファインケム社の「真空型どり器2000」です。名前と品物のバランスが悪いです。(笑)“真空”はちょっと言い過ぎだと思いますけど。(爆)

プラ板をおさえるためのフレームは部屋に転がってた写真スタンドの木わくを流用してます。L版ぐらいです。バキュームフォーマーのはみでる部分をガムテでふさいでおき、吸い込みを良くします。
プラ板をフレームにガムテでガッチリとめます。プラ板は1.0mmか1.2mmを使います。1.2mmにすると型からはずしにくくなりますが、後工程でエッジを出すときに削り込んでも厚みに余裕があります。

1.0mmにしても硬くて型からはずしにくいのは変わりませんが、原型が比較的正確にバキューム出来ます。若干作業性もいいです。あとで強度が足りなくなったときは、プラ板をウラ打ちすればいいだけなので。
プラ板の加熱にはトースターを使います。天板がとれる便利なタイプを使ってます。

こまめに裏返したりしながら、両面を加熱します。プラ板がプルンプルンのタルンタルンになるまで熱してバキュームします。

一発でやろうとすると型から原型が抜けなくなり、非常に困ったので、片面取りでやり直しました。

両側をバキュームして、余分なプラバンを切り離し、左右を貼り合わせます。

この段階ではエッジがタルすぎですので、平ヤスリでエッジと平面を出していきます。(^◇^;)

実車もそれほどエッジがたってないと思われますので、(とんがり過ぎは逆にスケール感を損なう。)なので平面を出したあと、エッジを軽く落とした程度が調度いいと思います。

それでもエッジや平面が出ない部分は0.3mmプラ板をはって、強引にエッジをたてていき、何度かサフチェックすると、できあがり。ヽ(^o^)丿

シートカウルのフチに折り返しがついているので、今回バキュームフォームをやりました。フロントカウルも同じく、片面づつバキュームして貼り合わせるという方法です。(レジンではナックルガード部分のスリットが難しいかなと思ったので。)

タンクの場合、最初のレジンブロックを削りだしたものを一次原型にして、レジンで複製します。

以上!!
 
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